寅さんと四万十川
2009年 01月 03日
寅次郎の「四万十川の大休日」(シナリオ版) 【テーマソング】
<幡多山正太郎・作、久米真未・挿絵>
本作品は、「男はつらいよ」シリーズ第49作目映画化に向けて、高知県、特に四万十川ロケ誘致のため奔走した経験を持つ四万十太郎氏の熱意の埋もれ火により生まれた。
多くの熱心な関係者の尽力により、ほぼ決定していた第49作目は、結局寅さんを永年演じ続けた渥美 清氏の突然の病没のため幻となり、残念ながら太郎氏の夢は実現しなかった。
しかし、平成18年の夏、同氏が編集長を務める四万十川新聞の週刊誌【日曜版】の関係スタッフとの間で交わされた企画話が火箸となり、無念の思いとともに心灰中に埋もれていた燠火が、掻き起され再び燃え上がり、ここにバーチャルなシナリオ版として陽の目を見ることになったのである。
寅さんのあの息遣い、あの人なつっこい笑顔は没後10年たった今でも、われわれファンの中にしっかりと根づいて生きている。
大衆的なユーモアとペーソスをわずかな眼技と存在そのもので演じられる数少ない名優、故渥美 清氏を、この作品であらためて偲んでいただきたい。
読者のあなたは、バーチャルなスクリーンを見つめる観客であるのは勿論、脇役、またはエキストラ、時には監督を務めていただくことになる。そして手厳しい批評家にも・・・。(談:幡多山正太郎氏、四万十川河畔にて)
【ポスター】男はつらいよ・第49作(上)、第1作(右)
<幡多山正太郎・作、久米真未・挿絵>
本作品は、「男はつらいよ」シリーズ第49作目映画化に向けて、高知県、特に四万十川ロケ誘致のため奔走した経験を持つ四万十太郎氏の熱意の埋もれ火により生まれた。
多くの熱心な関係者の尽力により、ほぼ決定していた第49作目は、結局寅さんを永年演じ続けた渥美 清氏の突然の病没のため幻となり、残念ながら太郎氏の夢は実現しなかった。
しかし、平成18年の夏、同氏が編集長を務める四万十川新聞の週刊誌【日曜版】の関係スタッフとの間で交わされた企画話が火箸となり、無念の思いとともに心灰中に埋もれていた燠火が、掻き起され再び燃え上がり、ここにバーチャルなシナリオ版として陽の目を見ることになったのである。
寅さんのあの息遣い、あの人なつっこい笑顔は没後10年たった今でも、われわれファンの中にしっかりと根づいて生きている。
大衆的なユーモアとペーソスをわずかな眼技と存在そのもので演じられる数少ない名優、故渥美 清氏を、この作品であらためて偲んでいただきたい。
読者のあなたは、バーチャルなスクリーンを見つめる観客であるのは勿論、脇役、またはエキストラ、時には監督を務めていただくことになる。そして手厳しい批評家にも・・・。(談:幡多山正太郎氏、四万十川河畔にて)
【ポスター】男はつらいよ・第49作(上)、第1作(右)
by tarou100s
| 2009-01-03 06:38
| 寅さんと四万十川