四万十文芸・春秋 『鮎編』
2006年 11月 19日
[新聞小説の部]
■ゴルゴ13の墓を四万十川に・・・(幡多山正太郎・作)
(不破川愚童斎・画)
【第12回】
◆墓地の候補地を考えてみますに・・・
それに世界的に有名なあなたは死後にまで名前が売れては何かと不都合でしょうし、その他のふさわしい墓地の候補地を考えてみますに、高知県は四万十川水系のひなびた公衆簡易トイレの便槽近くなんかどうでしょう。やっぱり幡多のような目立たない不便なところのトイレ横が好ましいと思いませんか。
私らは別にあなたの知名度に頼って、ゴル五万十(饅頭)、ゴルゴリ佃煮なんて土産品を売り出そうなんてけちな考えは持ってませんよ!・・・
【挿絵】四万十の風景が気に入り骨を埋める決心をしたG13
(サブタイトル:愛銃M16カスタムはカナツキに変った)
しかし、地域興しに熱心な人達が口コミで墓の存在を知って、便乗してくる可能性までは否定しません。最も決してヒットするとは思えませんがね。ためしにやったとしてもあなた好みの一発屋に終わるでしょう。(続く)
**************************
[ブログの部]
(先週のブログ紙面) <11月12日ー18日>
■四万十通信(ほぼ週刊・不定期)
◇ダブル受賞(NPO土佐の森・救援隊)
■四万十川百人一首(週刊・火曜日配信)
◇後藤彦次(兵庫県)
■バーチャル[こうち自然村](ほぼ週刊・不定期)
◇四国の森づくりinえひめ山の日の集い(11月11日)
◇移動式製材機の実演&使い方の指導
■四万十川の文化人・小谷貞広(週刊・木曜日配信)
◇ふるさと(大相撲四万十川場所・5)
■土佐の森・救援隊(ほぼ週刊・不定期)
◇メルマガ:土佐の森・救援隊(166号)
◇森林ボランティア活動(2)
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[短歌の部]
山川の瀬となる水の清くして鮎子さばしるがあきらかに見ゆ
(橋田東声・四万十市)
◆橋田東声氏の【四万十川百人一首】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[俳句の部] <「新撰俳枕」(朝日新聞社)より>
落鮎も四万十川も海に果つ (文挟夫佐恵)
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[川柳の部] <「四万十川川柳全国大会」より>
落鮎の骨までやせていて売られ (小谷貞広・四万十市)
◆小谷貞広氏の【四万十川百人一首】
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[詩の部] <高知県こども詩集「やまもも」より>
あゆ
今年も家族みんなで四万十川へ来た。
あみであゆをとる。
ひっかかったあゆを
きょうだいみんなでとり合いをする。
塩をまぶし すみをもやしてやく。
竹のくしにささったあゆは
ジュージュー音をたててやける。
(中村小6年 藤田一郎・四万十市)
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[出放題の部] <高知新聞夕刊(平成13年1月)より>
【ニュース】四万十川の記念碑を裏表逆に設置する。
記念碑を180度回転
党の看板なら
よくあることです
ー永田町ー
四万十川殿
(高知・酔チョレ))
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[新聞・音楽・写真の部] <「本家版・四万十川新聞」より>
■四万十川の鮎
川なのに地引網漁
写真の撮影場所は「海」ではない!「四万十川」である!
四万十川では「川」なのに「地引網漁」があった!
四万十川では…
『竿で釣りよったら埒(らち)が明かんばぁ鮎が獲れよったけん…地引網を引きよったがよ!』『いかに楽に沢山捕るか?』…との能率主義を否定しなくてもよかった。それほどに四万十川には鮎が沢山居たのだ!
しかし,今は「昔話」である!
◆愛燦燦
愛 燦々(サンサン)と この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね
風 散々(サンサン)と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を 失くしたりして
人はかよわい かよわいものですね
人生って 不思議なものですね
(四万十川では、鮎のことを「アイ」といいます。)
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【ポスター】 [第5作]
寅次郎 :渥美 清
櫻 :倍賞千恵子
マドンナ:長山藍子
ロケ地 :千葉県浦安、
北海道札幌
********
旅先でおいちゃんが重病にかかる夢を見る寅次郎。慌てて柴又へ戻ると、迎えた車一家は寅次郎を担ごうと「おいちゃんが危篤」と冗談を言う。正夢だったかと真に受けた寅次郎は・・・。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【鮎の短歌・付録】
[新聞の部] <「本家版・四万十川新聞「文芸欄」」より>
* 群れもせぬ落ち鮎を待つ川漁師朝の合図に一斉に発つ
四万十川では…鮎の産卵期を迎えるので12月1日までは禁猟である!
産卵が済むと鮎は川を下って海で短い一生を終えようとするのだが…人間はその「産後の鮎」を「落ち鮎」と呼んで捕獲する!
役目を終えた鮎だから…「無駄な殺生」ではない!と理屈付けされている!
○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o
写真集=『ブログフォーカス(四万十川通信)』
壁新聞=『県庁ぷらっとこうち版・四万十川新聞』
○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。..。o
■ゴルゴ13の墓を四万十川に・・・(幡多山正太郎・作)
(不破川愚童斎・画)
【第12回】
◆墓地の候補地を考えてみますに・・・
それに世界的に有名なあなたは死後にまで名前が売れては何かと不都合でしょうし、その他のふさわしい墓地の候補地を考えてみますに、高知県は四万十川水系のひなびた公衆簡易トイレの便槽近くなんかどうでしょう。やっぱり幡多のような目立たない不便なところのトイレ横が好ましいと思いませんか。
私らは別にあなたの知名度に頼って、ゴル五万十(饅頭)、ゴルゴリ佃煮なんて土産品を売り出そうなんてけちな考えは持ってませんよ!・・・
【挿絵】四万十の風景が気に入り骨を埋める決心をしたG13
(サブタイトル:愛銃M16カスタムはカナツキに変った)
しかし、地域興しに熱心な人達が口コミで墓の存在を知って、便乗してくる可能性までは否定しません。最も決してヒットするとは思えませんがね。ためしにやったとしてもあなた好みの一発屋に終わるでしょう。(続く)
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[ブログの部]
(先週のブログ紙面) <11月12日ー18日>
■四万十通信(ほぼ週刊・不定期)
◇ダブル受賞(NPO土佐の森・救援隊)
■四万十川百人一首(週刊・火曜日配信)
◇後藤彦次(兵庫県)
■バーチャル[こうち自然村](ほぼ週刊・不定期)
◇四国の森づくりinえひめ山の日の集い(11月11日)
◇移動式製材機の実演&使い方の指導
■四万十川の文化人・小谷貞広(週刊・木曜日配信)
◇ふるさと(大相撲四万十川場所・5)
■土佐の森・救援隊(ほぼ週刊・不定期)
◇メルマガ:土佐の森・救援隊(166号)
◇森林ボランティア活動(2)
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[短歌の部]
山川の瀬となる水の清くして鮎子さばしるがあきらかに見ゆ
(橋田東声・四万十市)
◆橋田東声氏の【四万十川百人一首】
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[俳句の部] <「新撰俳枕」(朝日新聞社)より>
落鮎も四万十川も海に果つ (文挟夫佐恵)
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[川柳の部] <「四万十川川柳全国大会」より>
落鮎の骨までやせていて売られ (小谷貞広・四万十市)
◆小谷貞広氏の【四万十川百人一首】
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[詩の部] <高知県こども詩集「やまもも」より>
あゆ
今年も家族みんなで四万十川へ来た。
あみであゆをとる。
ひっかかったあゆを
きょうだいみんなでとり合いをする。
塩をまぶし すみをもやしてやく。
竹のくしにささったあゆは
ジュージュー音をたててやける。
(中村小6年 藤田一郎・四万十市)
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[出放題の部] <高知新聞夕刊(平成13年1月)より>
【ニュース】四万十川の記念碑を裏表逆に設置する。
記念碑を180度回転
党の看板なら
よくあることです
ー永田町ー
四万十川殿
(高知・酔チョレ))
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[新聞・音楽・写真の部] <「本家版・四万十川新聞」より>
■四万十川の鮎
川なのに地引網漁
写真の撮影場所は「海」ではない!「四万十川」である!
四万十川では「川」なのに「地引網漁」があった!
四万十川では…
『竿で釣りよったら埒(らち)が明かんばぁ鮎が獲れよったけん…地引網を引きよったがよ!』『いかに楽に沢山捕るか?』…との能率主義を否定しなくてもよかった。それほどに四万十川には鮎が沢山居たのだ!
しかし,今は「昔話」である!
◆愛燦燦
愛 燦々(サンサン)と この身に降って
心秘そかな嬉し涙を 流したりして
人はかわいい かわいいものですね
風 散々(サンサン)と この身に荒れて
思いどおりにならない夢を 失くしたりして
人はかよわい かよわいものですね
人生って 不思議なものですね
(四万十川では、鮎のことを「アイ」といいます。)
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【ポスター】 [第5作]
寅次郎 :渥美 清
櫻 :倍賞千恵子
マドンナ:長山藍子
ロケ地 :千葉県浦安、
北海道札幌
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旅先でおいちゃんが重病にかかる夢を見る寅次郎。慌てて柴又へ戻ると、迎えた車一家は寅次郎を担ごうと「おいちゃんが危篤」と冗談を言う。正夢だったかと真に受けた寅次郎は・・・。
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【鮎の短歌・付録】
[新聞の部] <「本家版・四万十川新聞「文芸欄」」より>
* 群れもせぬ落ち鮎を待つ川漁師朝の合図に一斉に発つ
四万十川では…鮎の産卵期を迎えるので12月1日までは禁猟である!
産卵が済むと鮎は川を下って海で短い一生を終えようとするのだが…人間はその「産後の鮎」を「落ち鮎」と呼んで捕獲する!
役目を終えた鮎だから…「無駄な殺生」ではない!と理屈付けされている!
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写真集=『ブログフォーカス(四万十川通信)』
壁新聞=『県庁ぷらっとこうち版・四万十川新聞』
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by tarou100s
| 2006-11-19 06:17
| 18年11月